状態動詞 |
「話している今、現在」のことをそのままの形で表せる
存在・必要: ある、いる、存在する、要る、要する、かかる
可能: できる、来られる、読める、食べられる
関係: 合う、似合う、違う、異なる、含む、成る
思考・感覚 わかる、見える、聞こえる、思う、感じる、痛む
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「現在」を表す。
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×「状態動詞」ている
×ここにいている。
ただし、「存在する」や関係・感覚を表す動詞のいくつかは「~ている」の形にもなる。(意味の違いはほとんどない。)
○存在する/存在している ○感じる/感じている
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継続動詞⇔動作動詞
他動詞のほとんど
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時間の幅を表わす表現とともに使われる、継続する動詞。
勉強する、働く、読む、打つ、書く、降る、照る、燃える
いる、ある、忙しい、暇だ
「話している今、現在」のことをそのままの形で表せない。
×9時に勉強をする。(「9時に」のような時間の点を表わす表現とはいっしょに使えません。) ○日曜日に勉強をする。
「勉強をする」は、どこまですれば終りかが、その動詞の意味内容からはっきり決められない動詞だから使えない。
○7時に食事をする。(食事は時間の長さを必要とする)
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継続動詞と瞬間動詞は「動きの動詞」
両方に使える動詞がある。
1時から3時まで 寝る、乗る、会う、外に出す、冷房をつける
1時に 寝る、乗る、会う、外に出す、冷房をつける
「~までに」
×3時までに 働く、歩く、部屋にいる、忙しい、暇だ、病気だ
○3時までに出発する、始める、作文を書く
「限界動詞」(瞬間動詞と継続動詞の一部)
「~[期間]で」
終わりの点で実現するような意味の動詞は使えるが、初めの部分を表すような瞬間動詞は使えない。
×2時間で 出発する、始める、入る
○2時間で 終わる
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「動きの動詞」は「現在形」で「現在」を表せないということがあるので、「~ている」の形が頻繁に使われる。
「~ている」は状態動詞と時間的性質は同じ
継続動詞の場合は「動きの進行」を表し、瞬間動詞の場合は「動きの結果としての状態」を表す。
[継続動詞] (歩き始める)→歩いている→歩いた
[瞬間動詞] 来た→来ている
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