韓国偉人伝
梁 東準 全 順子 太田 哲二 
韓国史のなかの100人
金 素天 前田 真彦 
誰もが知っている韓国の偉人の名前を覚えましょう。
小学生の歴史教科書に載っている人名には
が付いています。
子供用Naverのイメージ検索から選びました。→こちら
이순신 李舜臣 |
壬辰倭乱[임진왜란]（文禄慶長の役）の時に、韓国に攻め寄せてきた日本の豊臣軍と戦い、見事勝利を勝ち取った、韓国海軍、水軍の大将。 |
| ハングルの創始者 | |
김유신 金庾信 |
百済の階伯（ゲベク）将軍の最大のライバル。 黄山平野（ハァンサンボル）の戦いで、階伯将軍に勝ち、三国統一を成し遂げた新羅の
金庚信（キム・ユシン）将軍です。 |
|
父は両班でしたが、庶子だったため、両班にはなれず、人の命を助ける医師となることを決意します。 そして、ちょうど豊臣秀吉の 壬申倭乱（文録・慶長の役）の時期には御医と呼ばれる、王様の主治医として活躍します。 戦争終結後、王の命令に従い、ハングルで書かれた初めての医学大辞典といえる「東醫寶鑑」を１６年かかって完成させます。 |
|
장보고 張保皐 |
中国の唐、日本と新羅を中心に国際貿易を主としながら、海上を掌握していた人物。 해상왕 장보고 韓国ドラマにもなっている |
유관순 柳寛順 |
韓国のジャンヌ・ダルク 1919年の支配下におかれた朝鮮半島の独立を訴え3・1万歳運動を先導 1920年、満16歳で獄死 |
광개토대왕 廣開土大王 |
[374-412年]廣開土王[광개토왕]高句麗19代の王 |
권율 權慄 |
|
단군 壇君 |
朝鮮民族の始祖神として考えられている王様 |
장영실 蔣英実 |
チャン・ヨンシルは朝鮮時代の科学者、発明家です。
|
김좌진 |
|
신사임당 申師任堂（シン・サイムダン |
江原道江陵で生まれ、１９歳で結婚、７人の子供たちを皆、閣僚や学者など、立派に育て上げました。特に息子の栗谷 李珥（イ・イ） を妊娠した時には龍の夢を見たといい、
李珥は韓国を代表する学者となりました。 申師任堂は子供の頃から非常に頭脳明晰、そして優等生な子供でした。７歳ですでに、儒学の古典といわれる４書３経を学び、絵画や刺繍にも抜群の才能をみせていました。 そんな 申師任堂の子供の頃の愛称は「ソプソプ」、韓国語で残念だという意味です。これは男の子の誕生を待ち望んでいた両親の２女として生まれたからです。 |
방정환 |
|
계백 階伯 |
４世紀から７世紀までの高句麗、百済、新羅の三ヶ国が互いに争っていた時代を韓国では三国時代と呼びます。６７６年に新羅が三国統一を果たすまで、戦乱の日々が続き、ちょうど日本の戦国時代を連想させます。 この戦乱の時代も終わりを告げようとする６６０年、新羅と唐との連合軍が百済に攻め込んできました。この時の戦いが有名な黄山平野（ハァンサンボル）の戦いで、５万の新羅軍にたった５千人で立ち向かったのが百済の英雄 階伯将軍でした。 階伯将軍 については、生まれた年も、生まれた場所も知られていません。ただ、このハァンサンボルの戦いでの逸話が今に伝わっているだけです。 |
안중근 |
|
한석봉韓石峯 |
韓石峯は朝鮮時代を代表する書道家です。科挙に合格し、宮中で国の主要文書や外交文書、そして碑石などの文章を書いていました。 |
정조  |
正祖は最初「学者たちが本を読み、研究する場所を作ろう」として규장각奎章閣をたてました。
奎章閣には歴代王の直筆の手紙や書画、書類、そして王家と関係のあるあらゆる文書が保存されました。この中には朝鮮王朝実録という、朝鮮王朝６００年にわたり毎日記録されていた王様と臣下の対話などを記録した速記録なども保管されています。 |
|
李退渓 이퇴계 （本名：이황【李滉】）  |
普通は号の退渓（テゲ）という名前でよく呼ばれています。
千ウォン札の表に描かれている肖像画が 退渓、その人で、裏には 退渓が弟子達をおしえた陶山書院の姿が描かれています。 |
|
金正浩 김정호 |
朝鮮時代末期の地理学者。 大東與地図[대동여지도]を作成。청구도も有名。 |
윤봉길 |
|
곽재우 |
|
안창호 |
|
조조 |
|
이이李珥 （이율곡【李粟谷】）  |
退渓퇴계が千ウォン札なら、粟谷율곡は５千ウォン札です。
表が粟谷の肖像画、そして裏は彼の生まれた家 烏竹軒（オジュッホン）です。 また粟谷の母は、韓国の良妻賢母の代表選手、申師任堂（シン・サイムダン）です。 |
이율곡 |
|
제갈량 |
|
정약용  |
韓国の実学を集大成させたのが、 茶山・丁若鏞 （ジョン・ヤギョン）です。 |
정몽주鄭夢周 |
|
명성황후 |
|
양귀비 |
|
최영장군 |
|
원효 |
|
김정희 |
|
흥선대원군 |
|
공자 |
|
その他の有名人物
|
논개 論介 |
壬辰倭乱のときの義妓（キーセン） |
|
|
이제마 李済馬 |
||
|
안익태 安益泰
|
作曲家。韓国国家・愛国家[애국가]の作曲者。 |
|
| 韓国の３大楽聖 | ||
|
손기정 孫基禎 |
韓国マラソン界の英雄 | |
| 양정모 梁正模 | 韓国初の金メダリスト | |
|
김대건 金大建 |
韓国初の神父 そして殉教者 | |
| 韓国独自の宗教 東学の教祖 | ||
| 太宗と咸興差使 | ||
|
４０５年 ３２歳の時 応神天皇の招きにより 論語10巻と千字文1巻を持って陶工,冶工,瓦工などの技術者と共に日本に渡来したと伝えられています。
日本の大阪府枚方市には王仁博士の墓地があり、1938年に大阪府史跡第13号に指定されています。 |
||
| 담징 曇徴（どんちょう） | ７世紀初頭に高句麗より日本に渡り、日本に絵の具と紙、墨の製作技術を伝えたとされています。「日本書紀」によりますと 曇徴（どんちょう）は６１０年に高句麗の２６代嬰陽王（えいようおう）の命により日本に渡ります。 | |
|
신숙주 朝鮮通信使・ 申叔舟（シン・スクジュ） |
申叔舟もその朝鮮通信使の１人です。申叔舟は世宗から最も信頼された臣下の１人で、ハングルの作成にも参加しています。 申叔舟が朝鮮通信使として日本に向かったのは１４４３年、６代将軍足利義教（あしかがよしのり）の死を弔う通信使の書状官として京都に派遣されます。 |
|
|
신유한 朝鮮通信使・申維翰（シン・ユハン） |
申維翰（シン・ユハン）は１７１９年、将軍吉宗の将軍就任の際に一行に加わった製術官です。製術官というのは日本人との応接で詩文を製作する役目です。 当時は漢文による、筆談が主でしたから、漢文など文才に優れた官吏が毎回、製術官に選ばれました。 申維翰の著書、「海遊録」は、その際の紀行文です。 |
|
| 주몽 朱蒙 | 高句麗の始祖 | |
|
온조 温祚 |
百済の始祖
朱蒙の３番目の息子。 |
|
| 혁거세 赫居世（ヒョッコセイ） | 新羅王朝の始祖 | |
|
수로왕 首露王（スロワン） |
伽耶の始祖 | |
|
大祚栄 （デ・ジョヨン ） |
渤海（ぼっかい）の始祖 | |
| 왕건 王健 |
高麗の始祖
統一新羅を滅ぼし、高麗王朝を切り開いた王健です。 KBSドラマ 왕건 |
|
|
태조 이성계 太祖 李成桂 |
朝鮮の始祖 李成桂 | |
|
문익점 文益漸（ムン・イクチョム） |
木花(綿)の種１つで歴史に残った人物 | |
|
우장춘 禹長春 |
世界的な農学者 | |
|
김구 金九 |
|
|
|
이승만 李承晩 |
|
|
| 서재필 徐載弼（ソ・ジェピル） |
「独立門」を立てた人 |
|
|
讓寧大君 1394∼1462)と（孝寧大君 1396∼1486） ヤンニョン・デグンと、ヒョリョン・デグン |
朝鮮王朝第３代王 太宗の長男と次男。朝鮮王朝きっての名君といわれる世宗のお兄さんです。충녕대군世宗は太宗の３男でした。
長男のヤンニョン・デグンは特に文章や書に優れていたといい、現在の南大門にかかっている숭례문 （崇禮門）という文字は、彼の作だと言われています。 |
|
|
思悼世子 |
悲劇の王子 |
|
| 燕山君（ヨンサングン） | 今、NHKBSで放映されている「宮廷女官チャングムの誓い」に登場する王様、中宗の腹違いのお兄さん | |
|
光海君 |
|
|
|
李光珠（イ・グァンス） |
|
|
| 金玉均 |
|
|
|
李完用 |
||
|
洪蘭坡（ホン・ナンパ） |
||
| 仁顯王后 （인현왕후） と 張禧嬪 （장희빈 | ||
|
文定王后（1501～1565）と鄭蘭貞 (정난정) |
文定王后です。宮廷女官チャングムに登場する、あの王妃がこの人です。 | |
|
惠慶宮洪氏と「閑中錄」 |
惠慶宮洪氏は、王子様特集でご紹介した、米びつに閉じ込められて死亡した、２１代英祖の息子、思悼世子の妻で、そして22代王正租の母にあたる人物です。 | |
| 和順翁主 | ||
|
홍길동 |
朝鮮時代の３代義賊 | |
|
임꺽정 |
||
|
장길산張吉山 |
SBSドラマ 장길산 |
|
|
イ・ジハム |
土亭秘訣を作った奇人 | |
|
金サッカ |
||
|
金誠一（キム・ソンイル） |
||
| 李舜臣（イ・スンシン） | ||
| 鄭若大（チョン・ヤクデ） | ||
| 金素姫（キム・ソヒ） | ||
| 黃秉冀(ファン・ビョンギ 1936∼) | ||
| 金命煥（キム・ミョンファン | ||
|
단종 端宗 |
朝鮮時代第６代王
사육신(死六臣) |
|
|
의자왕 義慈王 성충成忠（ソンチュン）と흥수興首（フンス) |
百済最後の王様 | |
|
박제상 朴堤上（パク・チェサン） |
新羅の忠臣 | |
文化人
|
유동주 尹東柱(ユン・ドンジュ)
|
韓国の青少年、特に女子学生がいる家庭なら必ずこの人の詩集があるといわれるほど、人気のある国民詩人
彼の詩集『空と風と星と詩 』は彼の死後、１９４８年に出版され、現在までも韓国人に愛されています。 |
|
이상 李箱（イ・サン） |
この人は天才とも奇人とも言われている人で、その波乱の生涯は映画などにもなっています。そしてその詩は難解で、正直、わからない、何を言っているのかわからないという人が大部分ですが、それがまた未だに人々を惹きつける魅力にもなっているようです。
가역반응(可逆反應 |
|
김소월 金素月（キム・ソウォル |
歌謡曲にもなってしまったという有名な詩 「つつじの花」を書いた詩人金素月です |
|
황신이 黄真伊 |
朝鮮時代の開城の名キーセン、女流詩人 |
| 김홍도 金弘道 | 金弘道は、朝鮮時代の有名な宮廷画家で、当時は最高の名誉とされた王の肖像画を３度も書いた人物です。しかし、彼の作品でもっとも有名なのは当時の庶民の姿を描いた「風俗画帖」です。 |
|
신윤복 申潤福（シン・ユンポク） |
申潤福は金弘道と同様、朝鮮時代後期の有名な風俗画家です。また 金弘道と同じように宮廷画家、図画署の画院でした。しかし
金弘道と申潤福の違いはその絵の主題にあります。金弘道が主に市場で働く人々や、寺子屋での先生と生徒の様子など庶民の生活を描いたのに対して申潤福の絵の主人公は妓生や男女のあいびきの姿などです。そのため、韓国の学者の中には江戸時代の美人画家・喜多川歌麿と申潤福を比べる人もたくさんいます。 |
|
이중섭 李仲燮 |
西洋画家。 |
|
김부식 金富軾 |
韓国最古の歴史書、三国史記の著者 |
|
김소운 金素雲 |
詩人。随筆家。 |
参考資料
| KBS WORLD |
