「使役」も参照
使役を表す3形態
①「~시키다」形のもの
하다動詞のうち「~을/를 하다」と言い換えられるものの内、一部の動詞は「하다」を「시키다」に変えると使役形になります。
「漢字語+시키다」です。
그 선생님은 공부를 많이 시켜요. その先生は勉強をたくさんさせます。공부하다:勉強する → 공부시키다:勉強させる
어머니를 안심시켜 주세요.母を安心させてください。인심하다:安心する → 안심시키다:安心させる
시키다
②「語幹+게 하다」形のもの
저를 가게 해 주세요. 私を行かせてください。가다:行く → 가게 하다:行かせる
빨리 언니를 만나게 해 주세요.早くお姉さんに会わせてください。만나다:合う → 만나게 하다:会わせる
공부하게 합니까? 勉強させますか?
놀라게 해서 미안합니다. びっくりさせてすみません。(놀래다はあまり使われません。놀라다の異形としてよく使われる。놀라게 하다と同じ意味として会話でよく使う形に놀래키다がある。)
③接尾語「이,기,리,히」を付けるもの
限られた用言のみに当てはまり、しかも~이、~히、~기、~리がどの単語につくのかはあらかじめ決まっています。
이
신문 좀 보여 주세요. 新聞ちょっとみせてください。
보다:見る → 보이다:見せる먹다:食べる → 먹이다:食べさせる높다:高い → 높이다:高める녹다:とける → 녹이다:とかす
기
웃기지 마세요. 笑わせないでください。
웃다:笑う → 웃기다:笑わせる숨다:隠れる → 숨기다:隠す벗다:脱ぐ → 벗기다:脱がせる
리
연락이 오면 알려 주세요. 連絡が来れば知らせてください。친구에게 알렸어요? 友達に知らせましたか?
알다:知る → 알리다:知らせる돌다:回る → 돌리다:回す마르다:乾く → 말리다:乾かす
히
아이들에게는 책을 많이 읽이 읽혀야 해요.子どもたちには、本をたくさん読ませなければいけません。
영역을 넓힙니다. 領域を広げます。
읽다:読む → 읽히다:読ませる앉다:座る → 앉히다:座らせる입다:着る → 입히다:着せる밝다:明るい → 밝히다:明かす식다:冷める → 식히다:冷ます
-게 만들다-도록 만들다
用言の語尾-게, -도록に付いて、その動作や状態が成り立つようにする。・・・させる。
부하를 복종하게 만들다. 部下を服従させる。읽게 만들다. 読ませる
그만두로록 만들다. やめさせる。방을 따뜻하도록 만들다. 部屋を暖かくする。
類型
形態
動詞の例
短形の使役
-이-
죽이다:먹이다:속이다:
높이다:
보이다:【例外】
줄이다:
붙이다:
-우-
지다:負ける、負う→지우다:負かす、負わせる깨우다:起こす、目を覚まさせる재우다:寝かす채우다:冷やす、満たす비우다:空にする세우다:立てる、立たせる새우다:夜を明かす、ねたむ
母音がㅔㅐなら・・・
-히-
앉히다:넓히다:밝히다:읽히다:
語幹のパッチムが二重子音なら히か?
익히다:
좁히다:
-리-
날리다:들리다:울리다:살리다:얼리다:놀리다:알리다:
パッチムがㄹなら・・・
-기-
ㄱを濃音化させたい
웃기다:벗기다:
パッチムがㅅなら・・・
남기다:숨기다:감기다:맡기다:
-구-
떨구다:垂れる일구다:掘り起こす돋구다:高める、盛り上げる
-추-
낮추다:低くする늦추다:緩める、遅らせる맞추다:合わせる
パッチムがㅈなら・・・
長形の使役
-게 하다
먹게 하다:가게 하다:오게 하다:푸르게 하다:밝게 하다:보게 하다:슬프게 하다:
使役の短形と長形には意味上の差が生じる。
短形の使役は主体の直接的な行為の意味があるが、長形の使役は間接的な行為の意味がある。
할머니께서 동생에게 감기약을 먹이셨어요.おばあさんが弟に風邪薬を飲ませました。
할머니께서 동생에게 감기약을 먹게 하셨어요.おばあさんが弟に風邪薬を飲むようにしました。
그 친구가 우리들을 웃겼습니다.その友達が私達を笑わせました。
그 친구가 우리들을 웃게 하였습니다.その友達が私達を笑うようにしました。